スヌスムムリクの恋人  野島 伸司  

最近あまり小説を最後まで読む集中力がなく、読んでは止め読んでは止めしていたのですが、山本文緒さんの「アカペラ」がリハビリになってまた読もうという意欲がでてきました。

(以下、多少ネタバレです)
美少年(ノノ)と優等生(キヨト)、情に厚いスポーツマン(テッチャン)にクールなモテ男子(ナオチャン)が主役なんですが、この美少年ノノの事を他の3人は、小さな頃に女の子と思うほど可愛らしさです。
後にノノは性同一性障害だという事がわかります。
幼馴染の4人(女の子の心を持つ男の子と、3人の男の子)が成長していく過程に友情と愛情が複雑に入り混じります。

なんだか、私はヒネた作品を好む傾向があり、こういうピュアと呼べる作品は本当に久しぶりに読んだ気がします。
心温まる作品でした。

数年後には、ドラマや映画化されるのでは?と予感してしまいます。

ノノちゃんがもしも美少年じゃなかったらとか、ドリフのもしもシリーズのようについつい余計な事を考えて書いてしまいそうなので、これにて終了。(-_-;)

レッツピュア!

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