ハリガネムシ

2010年6月1日 読書
ハリガネムシ  吉村 萬壱

どうしようもない人たちのどうしようもないお話で、装幀のPOPさとは裏腹にエログロな作品です。

人間って、生きるってこういうコトかも?!こういうコトなの?!
こういうコトで良かったんですかね?!と終始、自分へ問いかけたくなりました。

途中までは、ぞぞっと寒気のするような気分になっていたのです。
ですが、終盤の文章を読みながら、頭に絵を描いていきますと、細かでいきすぎた描写に私の持つエログロのキャパシティの狭さときたものですから、頭で描けば描くほどに漫☆画太郎先生の作品のようなモノばかり想像してしまって、ちょっと最後は面白くなってしまいました。
読み終わったあとに凹まずに済んで私としては、良かったですが。

物事は、なんでもほどほどが大切という事なんでしょう。きっと?!


一気に読めてしまったんで、面白かったってコトなんですよね?!

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