ヤイトスエッド 吉村 萬壱
ハリガネムシの吉村 萬壱さんの作品です。
実はこの「ヤイトスエッド」の表紙を「ハリガネムシ」より先に見かけていたのですが、ん?!ヤイトスエッド??意味不明のオシャレ横文字かぁ。それじゃぁサヨナラだ。と思って通りすぎていたのです。
「ハリガネムシ」を読んでから作風で、あれって?!あのときの「ヤイトスエッド」って、あの「やいと」の事だ!と気がつきました。
ヤイトスエッド = やいと(お灸)すえるぞ!
タイトルからやられた気分で読みました。
比喩がどれもこれも、汚らわしくて気持ち悪く、本来ならば読みたくなくなるハズですが、発想の転換が変化球どころに留まらず、球以外のものがポンポン飛んでくるので、気持ち悪さも興味に変わり、なぜか押し切ってまで読み進めたくなる不思議な魅力がある短編集です。
好き嫌いはかなり別れると思いますが。
登場人物もかなりのサイコめんとサイコうーめんです。
「B39」「B39-Ⅱ」はこの短編集の中でも圧巻でしたが、「鹿の目」は、私にとっては声に出して笑わずにはいられない箇所があり、もの凄く沈んだ場所からの突き抜ける感覚の笑いを体験できました。
アホと天才は紙一重と言うけれど、まさに作者の吉村 萬壱さんって一体?!と思わせてくれる短編集でした。
そして もう、ちんすこうも食べれる気がしないけど。
ゾっとしたけど面白かったです。
同作者の「クチュクチュバーン」も是非読んでみたいと思います。
ハリガネムシの吉村 萬壱さんの作品です。
実はこの「ヤイトスエッド」の表紙を「ハリガネムシ」より先に見かけていたのですが、ん?!ヤイトスエッド??意味不明のオシャレ横文字かぁ。それじゃぁサヨナラだ。と思って通りすぎていたのです。
「ハリガネムシ」を読んでから作風で、あれって?!あのときの「ヤイトスエッド」って、あの「やいと」の事だ!と気がつきました。
ヤイトスエッド = やいと(お灸)すえるぞ!
タイトルからやられた気分で読みました。
比喩がどれもこれも、汚らわしくて気持ち悪く、本来ならば読みたくなくなるハズですが、発想の転換が変化球どころに留まらず、球以外のものがポンポン飛んでくるので、気持ち悪さも興味に変わり、なぜか押し切ってまで読み進めたくなる不思議な魅力がある短編集です。
好き嫌いはかなり別れると思いますが。
登場人物もかなりのサイコめんとサイコうーめんです。
「B39」「B39-Ⅱ」はこの短編集の中でも圧巻でしたが、「鹿の目」は、私にとっては声に出して笑わずにはいられない箇所があり、もの凄く沈んだ場所からの突き抜ける感覚の笑いを体験できました。
アホと天才は紙一重と言うけれど、まさに作者の吉村 萬壱さんって一体?!と思わせてくれる短編集でした。
そして もう、ちんすこうも食べれる気がしないけど。
ゾっとしたけど面白かったです。
同作者の「クチュクチュバーン」も是非読んでみたいと思います。
コメント