息もできない

2011年4月26日 映画
息もできない

最近TVでは、韓国男子のあま~いサプライズ特集なんかをよく目にしていたもので、男性が女性を殴りつける冒頭もインパクトが強かったです。

暴力シーンの連続ですが、エンターテインメント的な大げさな暴力シーンでなかったので余計に痛かったです。
ですが、暴力の痛みより、血は争えないし生まれてくる環境や境遇は自らで選ぶ事ができないというやりばのない怒りそして、家族の縁は切っても切り離しきれないといった悲しみという心の痛みの方がずっとずっと痛かったです。

あえての手ぶれ?とざっくりしているフィルム繋ぎも味があって良かったです。
ヒロインの女の子は、はじめのシーンで見たときよりも後半になるにつれて、どんどん魅力的に見えるから不思議です。

底辺で重くて痛くて辛い映画ですが、見た後に心に何かが残る作品だと思います。

主演で脚本等5役を務めたヤン・イクチュン監督の活動に今後も期待です。

★息もできない 予告編
http://www.youtube.com/watch?v=UwVmV6-N2mU

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