クジラの彼

2011年9月25日 読書
ここ週1くらいのペースで大型書店に通っているのですが、その書店に『人は読んだ本のような人生を送る』的な事がかかれていて、これはやばい!と感じました。
私は、楽しい本もすきなのですが、傷口にわさび塩を思いっきりすりこむような、怖いけど読みたくなるような本も大好物なんです。

最近はダークな映画やら小説ばかり読んでいたので、ここは一つ 甘~い一冊をと思い出したのがこちらの作品です。

クジラの彼  有川浩

書店のPOPに いい大人が活字でベタ甘ラブロマで何が悪い!と書かれているのを見て、面白そうだからいつか読んでみようとブクログのリストに入れていました。

自衛隊+短編恋愛小説×6本立てという構成です。

タイトルにもなっている1本目の『クジラの彼』は潜水艦勤務の彼との恋愛話。
以前、潜水艦勤務の人と付き合うと1ヶ月連絡がとれない事もしばしばだと聞いて、そんな凄い職業なんだ大変だなと思っていました。(ちなみにこれは、新婚さんいらっしゃい!から得た知識です。笑)

余談ではありますが、長期出張や単身赴任のご主人の話はたくさん聞きますが、ご主人が特殊な職業をされていて1年に2回しか会わないというご夫婦がいました。
奥さんの話を聞いていて、信頼関係なのか、もうなんなのかわからないけれど、とにかく凄い自信だと感心した事があります。
上には上がいるもんです。m(__)m

話はそれてしまいましたが、連絡が全くとれなくなってしまうある意味キツイバージョンの遠距離恋愛を乗り越えていく様子が楽しかったです。
そして甘かったです。
男女共に私にとって、魅力的なキャラクターは『クジラの彼』に出てくる2人でした。
硬派でクールだけど思いやりがある男性と芯は通っているけれど器が大きな女性です。

あとの5本も激甘でしたが、どうも私は男性に上からモノを言うような女性が苦手なので、数名登場する女性に魅力を感じられませんでした。もちろんその女性に惹かれる男性もあまり魅力が感じられない訳であります。
ですが、自衛隊の恋愛という楽しい題材でした。

読む激甘スイーツとしては、楽しませて頂きました。
(^人^)ごちそうさまです。

なんか反動が来てしまって、また凄くダークな小説を読んでしまいそうですけど・・・。

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