ひらいて

2013年2月23日 読書
『ひらいて 』 綿矢りさ

最近、綿矢りささんの作品を3冊続けて読みました。
自分の為になる作品だったのかと言われると、為にはならないんだけれど、とにかく面白かったし、続きが気になったという事です。
読んだ3冊は「かわいそうだね?」「勝手にふるえてろ」「ひらいて」です。その中でも、この「ひらいて」が一番突き抜けていたし、映画になれば面白そうと思った作品です。

綿矢さんの作品は、女性の痛い部分が色濃く描かれていて、なかなかの妄想族な私も共感できる部分があったり、なんかこんな子クラスにいたなとか、ときめかないメモリアルが色々と蘇ってきました。「○○君に近づいたら殺すから!」なんて言われた事も思い出したりして。私も一度でいいから、人にそんな事言ってみたい。当時は、ちょっと羨ましいと思ったり。若い時って色々と痛激しいです。女性の友情も男性が入ってくると、驚きのモロさ。(アタックみたいに言ってみた。)
あるある!とか、こんな子いたいた!とか、楽しみながら女性に読んで頂きたいですね。「かわいそうだね?」は、我慢に我慢を重ねたあげく結局、焼きそばバゴォーン!になってしまう女性にも、ぜひぜひオススメです。
他の綿矢さん作品も近いうちに読みたいです。

iPhoneより更新 かわいそうかな?

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